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「千葉ロッチ論」

私の名前は有田浩平、25歳独身です。
山口県生まれ、4人兄妹の長男であり、幼少のころは野球ばかりしてきました。
見るテレビはプロ野球、聞くラジオもプロ野球、好きなゲームも実況パワフルプロ野球。
小学〜高校まで野球をしていましたが、硬球が怖くなってしまったこと&野球以外のことを知るのも必要、と考え大学では剣道をやっていました。

そんな私が大学を卒業し、千葉へ引っ越してきたのが約4年前。「また野球やりたいな〜」と思い、ネットで色々な草野球チームを検索。
そして若い人が多く、怖そうな人がいない「千葉ロッチ」というチームを見つけました。

体験入部をしてみたら、ハタケさんという怖そうな人がいてドキドキしてしまいました。けど、みんな楽しそうに野球をやっていたのでこのチームに入ろうと決めました。

入部したら、私の名前はテツになりました。
そして、私の自己紹介の時にヨシトさんがカットインし、お約束の「新人のヨシトです、好きな女優は・・・」とやっていました。
(賛否両論ありますが、私は好きです。ぜひ今後も続けてほしいです。)
ロッチメンバーはキャラが濃い人ばかり、そして尊敬できる人ばかりでした。
最初は「野球ができれば良いや〜」としか思っていなかった私ですが、ロッチメンバーのおかげで野球以外でも楽しい時間を過ごせ人としても成長できたと思っています。
「千葉ロッチ」入ってよかった。私にとって本当に素晴らしい「千葉ロッチ」との出会いでした。

・・・その大好きな「千葉ロッチ」のキャプテンになりました。
トモさんに比べると、本当だらしのない私ですが、これからよろしくお願します!


さて、今回は私の考えてるチーム方針についてお話します。
チーム方針は納会の時にも言ったとおり「楽しみながら勝つ!」です。
理由は3つ。
@「楽しみながら勝つ!」これは千葉ロッチの原点である。
トモさん、みのるさん、ヨシトさんが作ってこられたロッチ最大の強みと私は考えています。キャプテンが変わったからといって良いところを変える必要がないと考えています。


A「勝って楽しむ!」つまり勝ちを最優先に持っていくチームにはしたくない。
私たちはプロ野球選手ではないし、大学・高校野球の選手ではありません。カープファンやロッテファン、男の子や女の子日本人やブラジル人(あれ?)が「野球がしたい」「野球を楽しみたい」という思いで集まった草野球チームです。
「勝ちたいからロッチに入った」という人はいないと思います。
だから野球をしているときは楽しくなくちゃいけない!


B野球未経験者やマネージャーが入りやすい・活動しやすいチームであるべき。
ロッチには学生時代野球未経験者(トモさんと天沼さんは別格な気がしますが・・・)とメグさんも含め4名のマネージャーさんがいます。
私は、野球未経験者の方が上手くなったり、試合で活躍されるのが大好きです。(上から目線の発言ですみません)
ちぃにいさんが大飛球を捕ったり、カマティーのスイングが良くなったり、ナベさんのSPEEDのキレがあがったり…、本当にうれしいんです。
そして去年、年間通じて一番うれしかったのが市民大会RK-U戦のJrさんの犠牲フライでした。
私が投手をしていて何とか1点ほしい!と思っていたところに、Jrさんが必死にとってくれた1点。本当にうれしかった〜。
また、草野球チームとしては異例の美人マネージャーが4人!。いつもスコアありがとうございます。
やっぱり女性に応援してもらえるチームって素敵ですよね。
未経験者もマネージャーも楽しめる。これもロッチの良いところです。

といった3点です。

ま、楽しむといっても色々あります。
安打を打つ、本塁打を打つ、三振を取るといった「個人の楽しみ」。もちろんこれも大切。
けどここで言ってる楽しむとは、チームが勝った、サポートしてくれた、励ましてくれた、助けてくれた、感謝してくれた、対戦相手を決めてくれた、球場予約をしてくれた、道具を持って帰ってくれた、スコアをつけてくれた、知識を教えてくれた、
ヨシトさんがガストで「コーラ」と言い、姫君が内心嫌々だけど取りに行ってあげた、、、etc。
といった「チームの楽しみ」です。1人1人の思いやりと言ってもいいかもしれません。
これが出来ているチームは一体感があります。一体感があるチームはいろんな意味で強いんです。


・・・そういえば、伝え忘れていたことがありました。
私は少し欲張りなんです。

SSAWSや市民大会で、痺れるような試合をして勝ちたい!という気持ちも持っています。
一球一球に集中し、一つ一つのプレーに緊張感があり、全員が勝ちたいと思う。そんな痺れる試合で勝ったら最高だと思います。
やっぱり野球人ですし、男ですからね。ここ一番で勝ちたい!という気持ちはあります。

「え?勝ちたいって言ってるけど、さっき勝ちを最優先に持っていきたくないって言ってたじゃん。矛盾していない?」と思いましたか?

そんなことありません。私は「ここ1番で勝てるチーム」を目指したいと言ってるんです。
練習や練習試合は勝敗を問わず楽しくやって、いっぱい失敗しても良いと思っています。
ただ、ここ1番の試合で全員揃って、スタメン、ベンチ、マネージャーが一体となって戦い、勝って、心から「めちゃくちゃ嬉しい!」とか「野球って本当に面白い!」という気持ちを共有できれば本当に最高です。これは私の中での目標です。
(※ここ1番の試合とは、私の中ではBEAST戦です)

では、そもそも「ここ1番で勝てるチーム」ってどんなチームでしょうか?
私はさっきも言いましたが、一体感あるチームはここ1番で強いと考えています。

例えばWBCの日本代表は、監督、選手、ベンチ、裏方、ファンが一体になって戦っていました。そして優勝ビールかけを見て「楽しそうだな〜、いいチームだな〜」と思いました。サッカーW杯やアジア杯の日本代表も同じ。
親球団で昨年日本一になられた千葉ロッテ様もスローガンは「和」でした。
逆にここ1番で弱いチームはこれの逆です。1人1人の力はトップクラスですが、WBCのアメリカ・ドミニカ代表やW杯のフランス代表の結果はどうでしたか?プロ野球の横浜も、移籍して入った選手が一体感の無さを批判しています。

結局何が言いたいのかというと
「チームとして楽しむ」⇒「チームとして一体感を増す」⇒「ここ1番で勝てるチームになる」=「楽しみながら勝てる」
ということです。無理やり感がありますが(笑)

もちろんここ1番で勝てるチームであるために、どういった野球をするのか?どういった練習が必要になるのか?
といったチーム戦略を立てることも必要です。
けど戦略を立てる前に、まず「チーム」として完成していることが必要です。
チームがしっかりしてこその戦略です。(戦略についてはまた今度コラム出す予定(?)ですが、簡単に下に書いときました。)


最後に、キャプテンになりましたが「俺が引っ張っていく!」という気持ちはありません。
メンバー全員で千葉ロッチを作っていくのがベストだと考えるからです。
私はチーム作りの単なるサポート係です。なので、「こうしたほうが良いんじゃない?」といった意見があれば言ってください。
私もトモさんのように、周りが見れる人、気付ける人になれるよう努力します。
なんだかんだ言ってきましたが、「チームで楽しむこと」が何より大切です。今も十分できてると思いますけどね。
1人1人が「チームで楽しむ」には何をすればよいか?を考えて行動し、「千葉ロッチに入ってよかった!」と
全員が心から思えるチームにしていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします!

有田 浩平



余裕のある人は「戦略」についても見てください

2010年、SSAWSのBEAST戦、市民大会のブルーストリーム戦、2009年のSSAWSのF武士戦。
この大事な一戦、なぜ負けたんでしょう?
いろいろ考えましたが、「攻撃は1点取れるときに取れなかった。」「守備は1点で終わるべきところを3〜4点取られた。」
この二点が一番の原因だと思います。私が最近口酸っぱく言ってることです。
この試合に出られた方は「確かに」と思っていただけるはず。
逆に2009年、伝説のWeresはこれが出来ていました。

また、ロッチは守備のチームです。投手力と守備力はトップクラス。
攻撃は盗塁やバントなどの小技で1点1点とるチーム。
ただ相手投手が良ければ、とれて2〜3点のチームです(どのチームにもいえることですが)。

2〜3点差がつくと、小技が使えなくなり打つしかなくなる。そこで焦りが生まれ、なかなか点差が縮まらない。
そして、追加点を取られズルズルと負けてしまう。これロッチの負けパターンです。

こうならないためにも「攻撃は1点取れるときに取る。」「守備は取られても1点で終わる。」チームを目指すべきだと考えます。

ではどうすれば出来るでしょうか?
・攻撃はチャンスの時に「どうすれば打てるか」ではなく「どうすれば点が入るか」を考えて打つ。
・守備は投手が四球を出さない、ピンチの時は最低限1死を目指す、エラーをしても誰かカバーをしている。

つまり野球の上手い、下手という問題ではなく、1人1人の1点に対する「意識」の問題だと考えてます。
1点を大切にする、1打席を大切にする、1球を大切にする。そういったことをチーム全体で出来れば
上記の課題も解消できると思います。

言うのは簡単なんですけどね〜。実際にやると難しい…。
でも、こういったチームになれば良いなと考えています。また試合で気づいたことがあったら言います。

ま、2011年もはじまったばかり。気長に楽しくやりましょ。

終わり
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