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「好きな人 @」

約2年半ぶりのコラム、一体何を書きましょう。

やっぱり本かなぁ…
(でも前にも書いたし)←心の声

恋愛かなぁ…
(実際たいしたことしてないし)←3つのINGとか語るには至らず。
【feeling timing happening.】

野球かなぁ…
(語れるほどではない。好きだけど。。)

仕事かなぁ…
(今は…ちょっと…自己分析できず、報告になりそう。)

と珍しく、ぐちぐちぐちぐち悩みに悩み?


今回も本に決めました!!ただ本について、ではなく好きな作家、伊坂幸太郎さんについてにします。

ということでタイトルは好きな人@!

今も好きな作家さんは?と聞かれたら即答で『伊坂さん!』と答えます。
以前のコラムから変わってないなぁと良いような、悪いような(笑)

既に有名な方なので知ってる人も多いと思いますが、伊坂さん情報から。軽く読んで頂けると嬉しいです。

伊坂幸太郎:
1971年、千葉県生まれ。千葉県立小金高等学校卒業。
東北大学を卒業し、SEとして働きながら作家を目指し2000年に賞を受賞したことによりデビュー。今も仙台市に住んでおられます。

画像:『重力ピエロ』

私が最初に伊坂作品に出会ったのは2004年版のこのミステリーがすごい!で2作品が10位以内にランクインしていたのがきっかけ。

もちろん読んだのはランクインしていた『重力ピエロ』と『陽気なギャングが地球を回す』でした。

その時の感想はあまり覚えてないんですが、面白い!もっと読みたい!と思い既刊を全て読み漁り(その時はオーデュボンの祈りしか文庫化されてませんでした…涙)、以降新刊が出れば買っています。


画像:『陽気なギャングが地球を回す』

一番好きなのは…『ゴールデンスランバー』ですかね。寝るのが大好きな私が、続きが気になって気になって寝るのを惜しんで全部読んでしまった作品です(笑)

ご存知の通り、最近映画化されたばかりですが、仙台市が舞台となっていて撮影も全て仙台でやったというのが仙台愛を感じました。千葉県舞台に書かないかなぁ…

因みに堺雅人ははまり役で感動しました…


伊坂作品の好きなところは

1、勧善懲悪。
読んでてスカッとします。ただ、最近は世の中はもっとシンプルではないことを知ってほしいようで、傾向が変わってきています。(そのせいか理解に苦しむ作品もあったり…)


2、ありそうでない。いそうでいない。そのあたりがすごく面白い。
特別な人間なんだけどすごく特別な何かがあるわけじゃない人が主人公なのがいい。たまぁに超能力使えちゃったりノーマルではないこともありますが。。

3、作品間の所々で人や物がリンクしているところ。
見つけると『おし!』と思いますが大体見つけられず後々『えー!』と思います。
これは見た目や名前が同じキャラクターが作品の中で違う性格や役柄となって登場する、手塚治虫作品で使われていた『スターシステム』としてのようで、同一人物ではないことが多いです。

例えば…
『ゴールデンスランバー』に出てくる骨折した入院中の田中さんはいろんな年齢で足をひきずりいろんな作品に登場してます。(若いほうの入院患者です)

読んでない人は?ですよね(笑)


次点で、心に残る言葉が多いとこ。

これはきっと伊坂さんの世界に私がはまっているからですね。

ex、
明日死ぬとしたら生き方が変わるんですか?(終末のフール)
ロマンはどこだ(陽気なギャングが地球を回す)
痴漢は死ね(ゴールデンスランバー)


これだけ聞くとなんじゃそりゃ!ですが(笑)読んでみるとズンとくるんです。

画像:『ゴールデンスランバー』

伊坂さんの作品は映画や舞台、マンガにも多くなっていますので本が苦手な人はそこから入って伊坂ワールドに触れてくれると嬉しいですね♪

ただ私は全然見ていないですが…
今年の夏休みはDVD制覇を目標にしようかな♪

有名な直木賞も何度も候補にあがったんですが、私は直木賞よりも本屋さんの店員さんが選ぶ本屋大賞をとったほうが嬉しかったです!
(2008年:ゴールデンスランバーで本屋大賞、大賞受賞)
因みに同作品で直木賞は辞退しています。

あと私がお勧めしたい作品はほとんど文庫化されてますのでぜひぜひ☆


1人暮らし計画を立てている私ですが、伊坂さんの本だけは持っていきたい。(他は置いていくもの、売るもの、捨てるものにわけなければ…)
そのくらい伊坂ラブです。
ラブなのは伊坂さんの頭の中なんですがね(笑)
とくにイケメンでも若くもないとこがまたいい(笑)

画像:『オー!ファーザー!』

最新刊の『オー!ファーザー!』は、父親が4人いるという話です。以前に書いていてやっと発行になったらしく読みやすい作品でした。

伊坂さんについてはこの辺で。本は内容によって好き嫌いあると思いますし、相性もあると思います。

そんな意味では恋愛の3つのINGが本にもあてはまっちゃうのかも(笑)
ただ、今回のコラムで皆さんが少しでも伊坂さんに興味をもっていただけたら嬉しいです。


因みに話は変わりますが、最近読んだのは鈴木おさむ著の『ブスの瞳に恋してる3』です。
森三中の大島美幸さんの旦那様が書いた本。

たまにこういうのを読んでニヤニヤしたり(バスで読む為爆笑はできない)この中で旦那様が書いた『遺書』にはついウルウルしてしまったりと。

帯ではベッキーがこの夫婦を目指してます!っていうくらい私もいいなぁと思うのです。

ただこの本は…新居には持っていかない方向で!!

以上、久しぶりのコラムでした☆

   三橋 絢子
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