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「医療の秘密 No.1」

サトです。みなさんいかがお過ごしでしょう。初夏の香りが漂ってますね。
確かに何を書いてよいか分からず締め切りぎりぎりになってしまいました。
(昨夜は接待で二日酔いだし・・・でもうまいもん食べれてよかった)

仕方ないので仕事絡みです。
みなさん、清潔、不潔ってわかります?もちろん言葉の意味はわかると思います。しかし病院の手術室の中ではざっくりいうと、清潔⇒無菌操作ができる人、不潔⇒無菌操作ができない人 ということになります。もう少し具体的にいうと、患者さんに使用する手術器具を触れる人やそういった手術器具や取り扱う場所の事を「清潔」というんですね。つまり、清潔の看護師さん、清潔の道具・・・etc。


ところで、手術室そのものが清潔ではないのか!!と思う方いませんか?いる筈です。研修を受けた時や最初に手術の立会いをした時に僕は思いました。実際はそうではないのですね。なんということでしょうか・・・。この世の終わりです。
音楽はがんがん鳴っている、色んな人間が出入りする、ドアを開けっ放しで手術してる、なにもやっていない僕みたいな人間が患者に近づく、術野を覗き込むetc・・・そんな事があってよいのか?患者さんは大丈夫なのか?素朴な疑問が走馬灯のように僕の頭を駆け巡りました。(いまではすっかり慣れましたが・・・)

ようするに手術台に横たわる患者さんで説明しますと、不潔の人間が近寄れない範囲というのは極々一部分(本当に術野と呼ばれる所)でそれ以外はかなり近い所まで近寄ってもOKなのですね。(いや実際には術野にもかなり近い所まで近づきますが、ってどっちやねん)
しかもその基準は病院によってまちまち、ようするにアバウト&グレーなんですね。
厚生労働省しっかりしろ!!年金もなんとかしろ!!後期高齢者医療制度なんて姥捨て山だ!!
(あ、関係なかったですね)

ま、以前はそんな考えもない状態で処置が施されていたわけで、ようするに気持ちの問題なのか?気休めなのか?ま、しかし昨今色々な不祥事や事故があり、どうしても病院関係者が矢面に立たされる事が多いので神経質になっている部分ではありますね。

しかしながら、そこをしっかり理解していないと「出入り禁止!」なんてこともたまあにあるので気をつけましょうね!(ってみなさんには関係ないっすね、イデくん以外は)

もっと詳しく知りたい奇特な方はお声がけ下さいませ。ではでは

サト
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