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「私がお薦めする千葉ラーメン店」


はじめに・・
ロッチにはラーメン好きが多く反省会の節々にラーメンの話しがでる。まあ、実際のところラーメンの話しをしているのはごく一部だが・・。
私は、千葉・埼玉・東京を中心に数多くのラーメンを食べ歩いてきた。一杯一杯のラーメンに魂を込めて作っている店主には失礼な事だが、ラーメンの素晴らしさをみんなに知ってもらいたいと思い、ランキング形式で順位をつけてみた。あくまで自分の好みで順位をつけているのであしからず・・・。

第5位
○ 北習大勝軒(北習志野)

北習志野駅から近く立地条件が良いこと、家からも近いということもあり最多回数食べているのが、この「北習大勝軒」である。
店主の紺野氏は会社員時代ラーメンの食べ歩きをして、東池袋大勝軒の味に惚れ込んでラーメン業界に飛びこんだらしい。
大勝軒といったらやはりお薦めはもりそば(つけ麺)で、スープはゲンコツと鶏ガラをベースにモミジ、煮干し、サバ節、野菜等を加えている。かなり塩分を感じるスープだが塩は使っていないようだ(ただし、胡椒と七味がたくさんはいっているため少し辛い)。具は厚切りのチャーシュー2〜3枚とさらにぶつ切りにしたチャーシューが入っている。ゆで卵半分がデフォルトで入っているが、たまに丸々一個入っている時がある。
残念なことに、こちらのお店のあつもりは、茹でた麺を水で締めずにそのまま出しているので後半になると麺がふやけてしまう。
余談だが、こちらの店では、以前キムチを置いていたが、韓国人がキムチをたくさん食べてしまい、コスト的に廃止したらしい・・。しかも「こんなのキムチじゃない」と散々文句を言っていたという噂。
ロッチの活動拠点からも遠くはないので、ぜひ一度足を運んでもらいたい店である。

第4位
○ くにがみ屋船橋店(船橋)

船橋駅シャポー内にあるラーメン横丁という所にあるお店で他に青葉、六角屋、匠屋といった有名ラーメン店が出店している。
スープは、動物系のスープに本鮪と鯛のスープをブレンドしたものを使用。動物系よりも魚介系がやや強く出ているスープは特徴的である。麺は中太のちぢれ麺となっており、よくスープに絡む。つけ麺のスープ割りはポットの割り汁を入れるシステムになっている。
毎年千葉ウォーカーで各地区のラーメンランキングを掲載しているが、船橋駅周辺では、2年連続で青葉が一位だった。青葉も3〜4回食べに行っており、ラーメン(中華そば)もつけ麺も青葉の方が上だとは思うが、個人的にはくにがみ屋の方が好みである。

第3位
○ 中華そばまるき(松戸)
場所が遠いという事もあり、一度しか行った事がないが忘れられない味が松戸にある。それがこの「中華そばまるき」だ。松戸はラーメン激戦区で、次郎や角ふじなど名店が多いが、その中でもトップレベルの店だと思える。
店主は中華料理の職人として腕を奮っていたが、柏にある大勝に衝撃を受け弟子入りし、2001年に独立し開業した。いわゆる永福大勝軒系の流れをもつ店である。
スープは、動物系にかつお節、サバ節に何種類もの煮干しを足したスープで、煮干の香りが強くでているが、えぐみのない味に仕上がっている。具はチャーシューが非常にやわらかくレベルの高さを感じる。食べたことはないが、この店のチャーハンもおいしいらしい。
駅から遠いのが難点だが、松戸に行ったらぜひ一度足を運んでもらいたい。

第2位
○ 必勝軒(津田沼)
開業以来行列が途切れたことがないと言われているラーメン店がこの「必勝軒」である。店主の小林氏は、もともと大手洋品店の営業マンで、東池袋大勝軒の味に衝撃を受けラーメン業界に飛び込んだ。東池袋大勝軒と永福大勝軒で修行を積んだラーメン界では珍しい存在。
スープは豚骨、鶏ガラにかつお節や煮干しなどの魚介系の素材を合わせたもの。曜日により、動物系と魚介系のバランスを変えている。麺は、つけ麺には打ち立てを、ラーメンには3日寝かせた麺を使用するなど麺にもこだわりを見せている。接客にも手を抜かない店主は、客に対して気軽に話しかけてくる。ちなみに夜行くとラーメンが品切れでもりそばのみとなることが多いので注意。


第1位
○ 麺屋こうじ(柏)
東池袋大勝軒の山岸氏の味と人柄に惚れ込んだ田代浩二氏は修行後、茨城・千葉を中心に店舗展開を進めている。自分の名前を店名にしたこのお店には強い思いを感じる。
この店では、昼は東池袋大勝軒風、夜は角ふじ風とで味を変えている。店主曰く、万人に好まれる味を提供したいという事で、味を変えているようだ。
系列店の中でも一番濃度が高くクオリティの高いスープとなっている。粘度の高いスープは南瓜等の野菜で出しているようだ。他店とは異なり足しスープがある。店員もスープが濃厚なため足しスープで味を調整してくださいと説明してくる。オープンしてまだ2ヶ月ということもあり、接客に若干不備があるが、雰囲気もよく女性でも気軽に入れる店でロッチのマネージャー陣にもお薦めである。


番外編
ここで惜しくもランキング圏外となってしまったが、ぜひ紹介したい店があるのでいくつか挙げてみた。

・ 目黒屋(馬込沢)
必勝軒で修行した店主が独立し開業した店。レベルの高い味に仕上がっているが、個人的には少ししょっぱい。もう少し素材の味を活かしたスープだと良い。
・ 阿修羅(船橋)
名店麺屋武蔵出身の店主が独立し開業した店。この店の看板メニューとなっている胡麻ラーメンは他では味わえない。
・ 麺屋青山(成田)
柏の麺屋こうじで修行した店主の青山さんが成田に移転後屋号を自分の名前に変更。ベースとなるスープを鶏ガラ、豚骨から選べ、更に和だしの有無やにんにくの有無などを選べ色んな味が楽しめる。ちなみにお薦めは豚骨スープの方で、かなり濃度のあるスープとなっている。味玉はスポイトで生クリームが注入されておりトッピングの価値あり。
・ ラーメンみたけ(大網)
  化学調味料不使用の和風ラーメン店。スープは豚骨、鶏ガラ等の動物系とサバ節や煮干し等の魚介系を合わせたWスープとなっている。醤油ダレは日本そばの「かえし」を応用している。

・ 昇ばし(印旛日大前)
阿修羅同様名店麺屋武蔵出身の店主が独立し開業した店。魚介系の味が強く出ている和風ラーメンとなっている。再度メニューのミニチャーシュー丼もお薦め。ショッピングセンター内にお店があり、ラーメンでは珍しく座敷もあるので家族連れでも気軽に入れる。

最後に・・
  ラーメンの麺はかん水が使われていることが多く胃の負担が大きいため食べすぎには注意していただきたい。次回東京編は来春予定。

ミノル
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